そろそろ前期中間テストが帰ってくるころだと思います。テストの結果はいかがでしたか?
「自分の思い通りの点じゃなかった!!」あるいは「期待していた程の成果は得られなかった!!」ということはありませんでしたか?
そうなるとなんとなくイライラ・・・カリカリ・・・心がとげとげしくなってしまいます。
先日、友人との食事会の席で、「天才バカボン」の話題がでました。
「元祖天才バカボン」といえば、故 赤塚不二夫さんの代表作です。
私も昔、アニメ番組で何度も「元祖天才バカボン」を観たことがあります。
(今もTOKYO-MXテレビで再放送しているとか・・)
実はあの「バカボン」には、仏教の要素がちりばめられているということをご存知でしょうか?
🙂 ギャグマンガと仏教・・・ウソっぽいにおいがなんとなく漂うようなお話ですが、野口法蔵さんの著書「これでいいのだ」によるとこの話は真実らしいのです。
たとえば、タイトルにもなっている「バカボン」は、仏教用語の「薄伽梵(バギャボン)」であり、その意味は「尊敬される人」あるいは「覚醒した人」=「ブッダ」であるとのこと。
・・・私自身ずっと「バカボン」=「ばか者」だと思っていました。
他にも、レレレのおじさんや、ハジメちゃん、タリラリラーン・・・など、仏教に由来する言葉がいろいろ出てきました。
そして、その至言が「これでいいのだ!」だそうです。
ちなみに野口法蔵さんは、お寺のお坊さんであり、数々の著書も出されておられる方です。
この本には、「これでいいのだ」というメッセージがたくさん書かれています。
😀 そして、巻末には「バカボン秘話」というお話が載っていて、なぜバカボンのパパは、名前が無くて「バカボンのパパ」になったのかが紹介されています。
詳しく書くとネタバレになってしまうので書きませんが、その経緯にも仏教が深く関わっているとのこと。
なるほど、だから「天才」バカボンなんだなぁ・・・と納得しました。 😕
日々の生活の中で、ちょっとしたイライラや、何気ないことで精神的に落ち込んでしまうことってあると思います。
心が折れそうになってしまったり、頭の中に、どす黒い思いが渦巻いてしまったり・・・
そんな時に、思い切って声に出して「これでいいのだ!」と何回か言ってみると、
「心の囚われ」から解放されて、少し気持ちがラクになれるかもしれないですね。
言っているところを人に見られたら、ちょっと恥ずかしいかもしれないですが。