「うさ占い」と呼ばれている、占い・・・というよりも心理テストがありまして、たまにその話をすることがあります。
あ・・・「うさ」というのは、「ウサギ」のことではなく、「右と左(うさ)」のことです。 😉
指の組み方、腕の組み方によって、右脳と左脳のどちらが優位かを簡易的に診断できると言われています。 😕
そのやり方ですが、まず、両手を組んでみてください。
教会で神様にお祈りするときのような組み方です。
その時に、どっちの手の親指が下にあるでしょうか? 🙂
右が下の人は、話を聞いたり、本を読んだり、何かをインプットするとき、右脳(視覚などの感覚)が優位と言われています。
逆に左が下の人は、同様の時に左脳(言葉や論理)が優位と言われています。
知り合いの化粧品会社のセールスレディーが、実際にこんな風に使っています。 😀
インプットの時に右脳(視覚などの感覚)が優位のお客様に
対しては、
「これを使うと、こんな良いことがありますよ。」と
それを使った時の感覚やイメージを語ると納得してもらいやすいそうです。
そして左脳(言葉や論理)が優位のお客様に対しては、
「この商品は従来品に比べて○○%有効成分が多く配合されていまして、さらに今なら○○%オフのXX円でこの商品が買えてしまうのです。」と値段や効果を数字を出して語ると、納得してもらいやすいそうです。
確かに商談なら、相手がどんな風に指を組んでいるのか見つけやすいでしょう。それによって「伝えやすさ」「伝わりやすさ」がアップするならお互いにとってハッピーですよね。 😆
なお、この「うさ占い」に科学的な根拠がどのくらいあるのかは、わかりません。
でも、これを初めて知ったとき「あぁ、人によって情報の受け方に得意・不得意があるんだな」と感覚的にわかったことは、私にとって大きな収穫でした。 😀
「なんで、こんなにわかりやすく説明しているのに、相手は
わかってくれないのだろう?」そんな風に感じたり、イライラすることってありますよね。 🙂
私も講師としての駆け出しの頃は、そんなことがありました。
でも、人によって情報の受け方に得意・不得意があるということがあらかじめわかっていれば、「もしかしたら、自分の得意なやり方を押しつけていたのかな?違う方法で伝えたら、どうだろう?」
と、新しい一手が打てるようになりますよね。
人に何か伝えたいとき、つい「自分が伝えたい」ことにばかり、意識が向きがちです。 😡
「この人には、どんな伝え方をすると、わかってもらいやすいのだろう?」と相手のことを一瞬でも思いやる余裕があれば、それだけで伝わりやすくなることってたくさんあるような気がします。