昨夜ふと、思い立って「沈黙の艦隊」を読み返しました。
漫画家かわぐちかいじさんの代表作の一つであります。
「世界の中で日本の役割って一体何なんだろう?」
ということについて考えさせられる作品であります。
もう何度も読み返しているので、好きな場面もたくさんあるのですが、その中の一つに、こんなフレーズがあります。
「想像力こそ、神が人間に与えたもうた究極の力。」
行き詰まったとき、ふと気付くとこの言葉がぐるぐると頭の中を回っていることもあります。
人間の能力って、どこまで伸びるのだろう?と考えたとき、私は、
能力の限界 = その人の想像力(あるいは創造力)の限界 だと考えています。
知人の銀行マンがこんなことを言っていました。
「あなたの周囲の人の想像力(創造力)の平均が、あなたの現在の想像力(創造力)の限界である。自分の限界を上げたければ、想像力(創造力)の高い友達を作りなさい。」これを聞いて「なるほどなぁ。」と思い、同時にあることを思い出しました。
それは私が中学生の頃、担任が言ったこの言葉です。
「ソウゾウリョクには2種類ある。それは「想像力」と「創造力」です。君たちは、よい成績を取る近道(通知表で5を取るのに必要な力)はどちらだと考えますか?」
私も含め、ほとんどの人が「創造力」に手を挙げました。 😀
想像=空想あるいは夢想(あるいは妄想)で何の価値もないし、時間の無駄遣いというイメージ。
創造=新しい発明・勉強方法を作るので価値がある。
と考えたのです。
でも担任は「想像力の方が大切だ。その理由はよく考えてみなさい。」と言ってそのあといくら理由を聞いてもこたえてくれませんでした。
当時は、クラスのみんなで「あいつは適当なことを言いやがった。うまくごまかしやがって。」などとと言っていましたが、今になってみるとその意味がよくわかります。(答えが出てるときには卒業して10年以上かかったころでした・・・) 🙁
想像なくして、創造なし想像力は、あらゆるチカラの源泉であります。
私たちは、自分の未来を思い描くチカラを持っているからこそ今日がんばれるのです。:-x
そして「ソウゾウリョク」はほんの小さな「意外なきっかけ」で伸びると思います。
皆さんもけいおう学院で「ちいさなきっかけ」をつかんでみませんか?