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なぜ子どもは勉強が嫌いなのか?やる気が出ないのか?理由③

こんにちは。

横浜市旭区今宿西町にありますけいおう学院今宿教室です。

今回は前回に引き続き、子どもが勉強に対してやる気がなくなる理由について書いていきたいと思います。このシリーズは今回が最終回となります。

前回までの記事をご覧いただいていない方はぜひ先にお読みください。

なぜ子どもは勉強が嫌いなのか?やる気が出ないのか?理由①

https://keiou.jp/school/imajuku/20240607-19394

今回は前回の、やる気が出ない理由の一つである「勉強する目的がない」という話についての話を発展させた内容について書いていきたいと思います。

理由③「目標が見合わない」

例えば、子どもに「成績表でオール5を取るつもりでやりなさい!」とか、「○○高校(地域トップ校)を目指しなさい!」といった方はいらっしゃらないでしょうか。

子どもの現状の成績や能力がそれに近しい場合はそれもよい目標になることがありますが、子どもの力が伴っていないのに親がダメ元で言っている場合も見られます。その場合、子どもにはどのような心理的影響があるのでしょうか。

親が無理難題な目標を子どもに掲げている場合、多くは ①プレッシャーでつぶれる 子どもと ②現実感を持てない 子どもとに分かれます。

①プレッシャーでつぶれてしまうのは、言葉を正面から受け止める真面目な子どもだと言えるでしょう。親の期待を叶えなければという責任感で勉強をし、しかし現実の自分の成績や能力との間でもがき苦しんでしまうリスクがあります。このような子どもにとっては、強く言われることは逆効果なことがあります。

②現実感を持てないというのは、親が掲げている目標が天の上にあるもののように見えてしまい、自分でイメージできていない状態の子どものことを指します。「無理だって!」という言葉を言うと怒られるので、最初からハイハイと返事だけするようなお子様も多いのではないでしょうか。

どちらにせよ、成果は出せそうにないことは想像できますね。

では、どうすればいいのか。これは答えが分かりやすいと思いますが、実現する可能性が高い目標を掲げることが大切になってきます。

例えば、現在オール4の成績を取っているのなら、「ひとつでいいから5を取れるようになろう」ですとか「自分より偏差値が少し上の高校を狙おう」という具合です。こうして初めて子ども本人の中で目標へのイメージがついてきます。

どこにでもあるような公立中学校に入学して、部活動に入ったとき、顧問の先生に「全国制覇を狙うぞ!」と声高らかに言われても「何言ってるんだこの人・・・」となってしまいませんか?「まずは大会で1勝しよう」「レギュラーになることから始めよう」と言われた方がやる気は上がりませんか?

子どもへの声掛けや応援も本人にとってプレッシャーや罵声になってしまう場合があります。本人のやる気の上がる呼びかけを心掛けていきたいものです。

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