こんにちは。
けいおう学院鶴間教室、教室長の高田です。
中3生にとってはこれからコンスタントに模試を受けていく大事な時期となります。
コロナの影響もあり例年の会場受験は実施されず、現状お通いの塾やご自宅での受験のみとなっており、本番の環境を見据えた所謂『会場の雰囲気に慣れる』作業は当面出来ずじまいです。
ただ、模試の最大の目的は、雰囲気に慣れることではなく、『結果から自分の弱点を見つけ、それを克服するために解き直しを行う』ことです。
解き直しをしろって周りからは言われるし、しなきゃいけないと思うけれど、どうすればいいかわからない…という方は下記の手順を参考にして下さい。
偏差値を1番上げることが可能な学習は、模試の解き直しをすることですよ!
【推奨している解き直しの手順】
①試験中の自分の思考が頭に残っている、なるべく早い段階で自己採点をする。
②間違えた問題と、正解ではあるが自信を持って選べなかった問題に印をつける。
③②の問題をコピー。
④5科目ごとにルーズリーフとルーズリーフをまとめるためのリングやリングファイルを用意。
⑤見開きのページ左側に③でコピーした問題を貼り付ける。
⑥見開きのページ右側へ、
⑴自分がその問題を間違えた理由・原因
⑵正解するために必要だった知識
⑶正解以外の選択肢がなぜ不正解かの理由
⑷正しい解き方
上記4点を意識して問題ごとにポイントをまとめていく。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
科目ごとに解答解説や、参考書をみながら上記作業を進めるのは、作業自体に慣れたり知識がついてくるまでの間、かなりの時間がかかり大変です。
ですが、模試を受けた以上、最大の目的は、雰囲気に慣れることでも判定に一喜一憂することでもなく、入試本番までに自分のできないことを限りなく0にすることです。
模試を受けるごとに解き直しをしっかり行っていければ、科目ごとに自分の覚えられていないこと・理解できていないことだけがまとめられている『自分だけの参考書』という最強の教材が完成します。
受験直前期の学習に、焦って色々な教材に手を出そうとする学生がいますが、正直解き直しさえしっかりしていれば、上記だけで十分です。
自分の弱点と向き合うことは精神的にしんどいことではありますが、そこを乗り越えていける人間が、最終的に自分の目標を達成できる、つまり合格を手にすることができるのだと信じて頑張ってください。
また、解き直しをする上で、オススメの参考書やより具体的な科目ごとの解き直し手順などを知りたい方は当教室メールアドレスまでご連絡ください。
まだまだ暑いですが水分・塩分補給は怠らず、なんとか気合いで乗り切っていきましょう!!