個別指導塾けいおう学院鶴川教室です。
本日は都立入試についてです。
2024年度入試は、男女合同選抜への移行やインターネット出願の拡充など、変更点も多いです。改善の趣旨や変更点については、2024年度東京都立高等学校入学者選抜実施要綱・同細目にて詳細を確認できます。
東京都教育委員会は2024年度(令和6年度)に向けて新型コロナの5類移行を踏まえた対応や合否判定業務の改善、多様な生徒の進学希望に対応した応募資格の見直しなどについて検証中。東京都教育委員会が2023年5月に設置した「令和6年度東京都立高等学校入学者選抜検討委員会」が、4回の会議で検証してきた2024年度入学者選抜以降の改善策などについて取りまとめた教育委員会のWebサイトからダウンロード可能。
新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行に伴い、学力検査に基づく選抜では、検査間の休憩時間については、トイレの利用人数を制限していたことから、これまで30分としていたが、2021年度以前の選抜と同様に20分間に戻す方向。検査教室の定員は、これまでの30人から40人に戻す方向。推薦に基づく選抜の集団討論は、必要と判断した学校で実施できるよう変更。文化・スポーツ等特別推薦では、受検者同士の接触をともなう検査を可能とし、コロナ禍において学校生活を送った受検者の実情に鑑み、出願の基準に大会の実績や、資格・検定試験などの成績に関わる内容を含めず、「実績等を証明する書類等の写し」の提出も求めない対応を継続する方向。
中学校英語スピーキングテストは、志願者と中学校が円滑に事務手続きをできるように、都立高校提出用のスコアレポートの原本を高校へ送付することなどを実施要綱・同細目に明記する方針。
不登校経験のある生徒や日本語指導が必要な日本国籍の生徒については、現行の都立高入試の検証とともに、選抜方法のあり方などについては、2025年度(令和7年度)以降の入学者選抜に向けて検討中。