こんにちは。
けいおう学院鶴間教室、教室長の高田です。
当教室では先日より春期講習を開講しております!
小学生から中学生まで受講しており、
皆それぞれ目標に向かって頑張っている最中です。
新小学5年生・6年生の算数は内容が難しく、
尚且つ、中学校でも継続して使う知識が詰まっているので、
既習範囲の知識を確認しつつ、学校の予習を中心に進めています。
また、中学生は成績を取ることが、高校合格に向けての第一歩となるので、
学校の授業が止まっているこの休みを利用し、
前学年までの復習と次のテスト範囲の予習をすることで、
定期テストの点数アップを実現して、
成績を上げられるように取り組んでいます。
さて、対象中学校では成績表が配られました。
面談でもお話しした通り、成績表の観点別評価を元に、
これからの授業方針を考えていくわけですが…
面談を通して多かったご意見が
『成績表の見方がよく分からない』
でした。
各科目の5段階評価は数字を見れば一目瞭然ですが、
横に書いてあるアルファベットはなに?
なんでそれでこの成績になるの?
と思われる方もいるようです。
学校からの説明を受けていない方もいらっしゃるそうで、
成績をつける側としてちゃんと責任を果たしてくれよと思うのですが…
そこで、今回は成績表の見方について説明し、
そこから何がわかるのかについてお伝えしたいと思います。
1.観点別学習状況の評価
学習指導要領に示す各教科の目標に照らして、その実現状況を観点(国語は5観点、その他の教科は4観点)ごとに5段階(A°・A・B・C°・C)で評価。
A° 観点のねらいの実現状況が十分に満足できると判断されるもののうち、特に程度が高いもの
A 観点のねらいの実現状況が十分に満足できると判断されるもの
B 観点のねらいの実現状況がおおむね満足できると判断されるもの
C° 観点のねらいの実現状況に努力を要すると判断されるもの
C 観点のねらいの実現状況に努力を要すると判断されるもののうち一層の努力を必要とするもの
2.観点別学習状況の評価から評定への総括の仕方
各観点の評価を下記のように点数化し、その合計点により評定(5段階 5・4・3・2・1)を決定。
A°=5点 / A=4点 / B=3点 / C°=2点 / C=1点
評定 4観点 5観点(国)
5 20~18点 25~22点
4 17~14点 21~18点
3 13~11点 17~13点
2 10~8点 12~9点
1 7~4点 8~5点
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上記を参照して考えた場合、
例えば4という成績でも、5に近い4と
3に近い4というのが点数化されてわかります。
お子様の成績が14(国語は18)で4という成績が付いているのなら、
特に注意が必要です。
少しでも気を抜いたら3になってしまいます。
親御様は以上の数字を参考にして、
お子様の成績がどういう意味を持つのか、
評価の高い観点、低い観点、もう少しで上がる成績、下がる成績をしっかり確認してあげて下さい。
では各教科上がりそうな成績、下がりそうな成績は分かったし、
Bよりも低いあまり評価の良くない観点も把握できた。
じゃあどういう学習をすればその観点の評価が上がるんだ!
と思ったら是非相談してください。
定期テストは各観点の評価をつけるための問題で構成されており、
こういう問題を練習して正解すれば、観点ごとの評価が上がるんだ!というのをお伝えします。
今一度お子様の成績を確認し、今後の学習方針にお悩みの方はお気軽に当教室までご連絡ください!
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24時間365日受付中です!
それでは、まだまだコロナの影響により不便な生活は続きますが、
無理のない程度に踏ん張っていきましょう!