昭島市にお住いの方々、いつもお世話になっております。
昭島市にある、個別指導塾 けいおう学院 中神南教室の尾作です。
師走の足音がバタバタしている時期となりました。
年々と1年が経つのが早く感じて仕方ありません(笑)中神南教室も8度目の入試を迎えようとしております。
今月行っております三者面談では、受験生に対して手厳しい事も申し上げた次第ですが、最後の最後まで全力投球で受験に向けて動いて参ります!!ご家庭でもフォローをして頂きたいと共に、現中学二年生はそろそろ「受験生になるんだ!」と強い気持ちを持っていただきたいと思います。
さて、今年最後のブログでは、散々勉強に対して真面目な事を申しましたので、少し砕けた話でも私の生い立ちも含めてしてみたいかと思います(笑)
テーマは【夢】です。
中学生の頃の私は少々ひねくれておりまして、「【夢】なんて憧れる物」と思っておりました。ただ、その当時に通っていた塾の先生が「【夢】を叶えるという言葉もあるだろ。思っていたことは現実になるんだよ。『やっぱりダメじゃん』とかいう奴は、ダメになると思ってたからダメになったんだから。」と諭しました。この時は「なに気取ったこと言ってんだ!」と思っておりましたが、何となく心に今でも残っております。
中高生の私は将来の夢みたいな物がコロコロ変わっていまして、「映画監督」「警察の鑑識官」「消防士」「スポーツ記者」「深夜ラジオのDJ」etc.まぁ~いろいろと思いを馳せました(笑)特に興味を持つと一気にその世界をマニアックな勢いで知ろうとすることもあり、興味が散漫なこの時期にいろいろと雑学は得たのもありますし、今でも進路指導に活かしたりもしています。
しかし、高校2年の時に私のこの【夢】は一つの目標に定まります。
それは、「教師」でした。
中学生の時は決して成績も高くなく、中くらいの成績でしたが、高校になってからはまずまずの成績も取れるようになり大学の進学も望めるくらいでした。その当時、私は社会問題に興味を持ち始めており、大して中身も分からないくせに「朝まで生テレビ」を観たりなんぞしていました。いや~ホントに生意気な子どもでした(笑)特に高校生の時は先生から目の上のタンコブみたいな扱いだったと思います。生意気なのは今も変わらないかもしれませんが(笑)
そんな高校生の時に関心があった社会問題の一つの「教育」についての講演を聴ける機会があり、それを聴いてから「日本を変えるには政治家になるのが一番だけど、コネクションや資金の面で無理だから、学校の先生になれば少しずつだけど変えられるかも!?」と生意気ながら思い考え、教師を志しました。
大学へ進学し教育実習も経験し、教員免許は所持出来ましたが、その道は険しく採用試験は合格できず諸々の事情もあり諦め、現在に至ります。
今でも思います。
決して今の職業に不満はございませんが、「もっと早く、真剣に、将来の夢について考えておくべきだった」と。また、この仕事でやはり「高校進学は人生の10数%は決めてしまう」と改めて感じています。多摩地域にも馴染み深い、作家・村上龍さんの『13歳のハローワーク』という本が昔にベストセラーになり、今では進路指導の定番の一つになりましたが、若い時期に長い人生を見据えた思考をしているの、していないのでは先々雲泥の差が生まれると思います。もし、私も考えていたならば今頃は教壇に立っていたか、はたまた全く違う職業に就いていたか…まぁ~それはわかりませんが、受験シーズンが本格化するこれからは、生徒一人一人に将来を具体的に考えさせて一人でも多く【夢】を現実にさせてあげられる指導を冒頭で申しました通り、最後の最後まで全力投球でいたしたいと存じます。
と、やっぱり若干硬い内容になってしまいが(笑)、今年のブログはここまで!
良いお年をお迎えください。