横浜市保土ヶ谷区上菅田町にあります個別指導塾けいおう学院上菅田教室の杉崎です。
数学が苦手な方が感じていることとして「どこがわからないかわからない」「そもそも勉強の方法がわからない」といったことがあげられ、それにより数学が嫌いだと感じている方が多数いらっしゃるかと思います。
今回はそんな悩みを解決するため、以下の順で苦手克服のための方法をお伝えしていきます。
②おすすめの勉強法
①数学が苦手な原因、理由
数学が苦手な原因を探っていきましょう。
数学が苦手な原因として2つのパターンが考えられます。
1.「小学生の時の算数から苦手だった」
このパターンでは小数や分数などの基礎的な計算方法が覚えられておらず、数学になっても苦戦している。
2.「算数はできていたけど数学が苦手」
先ほどのパターンとは違い、算数での基礎的な計算方法は覚えているが、数学になるとミスが増えたり解き方がわからなくなってしまったりする。
1のパターンに関しては小学生の計算問題を復習していくことが最優先となりますが、2のパターンでは主な原因として3つ挙げられます。
・公式の暗記のみしている
数学の問題を解くために公式を覚えることは必要ですが、覚えた公式がそのまま使えるということではありません。答えを求めるためには、覚えた公式の応用が必要となります。
そのため、公式を覚えるだけでは問題が解けず「数学が苦手」となってしまいます。
・わからない問題をそのままにする
数学は単元ごとのつながりがある科目となります。そのため、わからない問題をそのままにしておくと次の単元でも同じ部分でつまずき、最終的には「何がわからないかわからない」という状態に陥り、「数学が苦手」となってしまいます。
・そもそもやる気がない
数学が苦手な人の中には、必要性を感じていない人がいるかもしれません。学びへのモチベーションの低下から、学習時間の確保ができず、点数や成績が下がり「数学が苦手」に感じてしまいます。
②おすすめの勉強法
ここでは数学が苦手な人に試してほしい勉強法を紹介していきます。
普段の勉強に取り入れて苦手を克服していきましょう。
・途中式をしっかりと書き残す
ミスが多い人の特徴として、途中式を書いていない、もしくは、中途半端に途中式を書いていることがあげられます。答えを求めることも重要ですが、答えを出すまでの考え方も重要です。
途中式をしっかりと書くことにより、自分の頭の中の考えがまとまり、視覚情報として整理しやすくなります。
また、間違えた問題に関しても、どの部分で間違えたのかが明確化され対策をすることができます。
・解きなおしを行う
間違えた問題をただ×をつけて答えを書き写すだけになっていませんか?
間違えた問題は途中式を確認し、原因を分析、解きなおしを行うことが重要です。
これを行うことで、自分の弱点をや理解し切れていないポイントがわかってきます。一度だけではなく何度も解きなおしを行い、何も見ずに自力で解けるようにしていきましょう。
・以前の単元を復習する
数学が苦手な原因の部分でも触れたように、数学は単元ごとのつながりがある科目となります。
どこか1つわからない単元をそのままにしておくと連鎖的にわからなくなってしまうことが多々あります。
苦手を感じたら一度立ち返り、復習を行いましょう。
・繰り返し練習をする
これはどの科目でもいえることですが、数学は特に積み重ねが重要です。定期テストでは教科書や問題集の類題が出題されることがほとんどです。まずは、教科書の問題で基礎を固めて、応用問題でも対応できるようにしていきましょう。
「具体的にどのくらいやればいいのかわからない」という方もいると思います。
おすすめは「教科書と問題集を3周する」ことです。ただし、上に書いた、途中式や解きなおしを絶対に行ってください。
はじめのうちはわからない問題は飛ばしても大丈夫です。わからなかった問題や間違えた問題はしるしをつけ、2周目、3周目に解けるようにしていきましょう。
最終的に何も見ずに解けるよう繰り返し練習をしていきましょう。
最後に
どうしても自力では解けない、理解が難しい問題が出てくるかと思います。
そんな時は、ぜひ体験授業にお越しください。いつでもお待ちしております。