横浜市保土ヶ谷区上菅田町にあります個別指導塾けいおう学院上菅田教室の杉崎です。
皆さま「英単語の効率的な勉強法」はご存じでしょうか。英語の長文を読むうえで文章中の8割の単語を知っていれば正確に読むことができるとされています。言い換えれば8割わからないと正確に読むことが不可能であるということです。
神奈川県高校入試の英語では、例年配点の約4割が長文問題となっています。英単語がわからないとこの約4割の点数を落としてしまうことになります。
当塾の生徒からも「英単語が覚えられない」という言葉をよく耳にしますが、どのように勉強していけば効率的に覚えられるのかをお伝えしていきます。
1⃣ 1日に少しずつ確実に覚えていくのではなく、多くの英単語に目を通す。
1日に10単語丁寧に覚えていくのではなく、とりあえず100単語に目を通して繰り返し復習していくという方法です。
日常に当てはめるとわかりやすいと思いますが、お子様がよくやっているゲームのよく見るアイテム名とその効果や、よく見ているテレビ、アニメ、漫画の登場人物をたくさん覚えていると思います。
なぜ覚えられているのか。もちろん、興味があることというのはあると思いますが、「目にする回数が圧倒的に多い」ということです。
英単語も同じで触れる回数を増やすことがとても大切です。
具体的な方法としては、
①1回目に100単語を見たあと、2回目に見て覚えていなかった単語にはチェックをつける。
②2回目も同様に100単語見て、3回目に覚えていなかった単語にチェックをつける。
③以降繰り返し。
という方法です。
前にその単語を見たときから次に見るまでの時間が短ければ短いほど、記憶は定着しやすくなりますので、なるべく間隔を短めに長期的に行っていきましょう。
2⃣ インプットだけでなくアウトプットも行う
目を通すだけになってしまうと、覚えた気になってテストで思い出せないということが起こりえます。
単語を覚えるインプットだけではなく、アウトプットの作業をすることが記憶の定着には効果的です。
アウトプットの代表的なものは「書いて覚える」「読んで覚える」の2つです。
①書いて覚える
ある程度練習が進んだら、確認のために書けるかどうかテストを行いましょう。ここで書けなかった単語はまだしっかりと覚えられていない単語になるのでチェックして練習をしていきましょう。
②読んで覚える
ある程度練習が進んだら、確認のために読めるかどうかテストを行いましょう。ここで読めなかった単語はまだしっかりと覚えられていない単語になるのでチェックして練習をしていきましょう。
もちろん両方ともできるとよいですが、片方だけでも十分に効果は期待できるでしょう。
以上が効率的な英単語の勉強法となります。
最後に、この方法は継続的に続けていかないと意味を持ちません。
継続的に続けるためには、最初から完璧を求めないことが大切です。よほどの天才でなければ1回で覚えることは不可能です。
そのため、間違えながら少しずつ覚えていきましょう。