入試の仕組み(神奈川県)

神奈川県の場合

神奈川県公立高校入学者選抜について

学力検査:5教科(国・数・英・理・社)500点満点
日程  :令和6年2月14日(水)
選抜方法:①学力検査の得点②調査書の得点③面接実技その他の得点の合計得点に基づいて選抜し得点の高いものから合格する加算方式

<<合格者の選考方法>>

令和6年度入試より、今まで全校で実施されていた面接は一部の高校を除いて実施されなくなります。
合格者の選考は基本的に調査書、学力検査、特色検査で行われます。この選考は各高校によって重視する項目が異なり、それぞれの高校で『S値』という値を算出し、第1次選考としてS値の高い志願者から順に募集人員の90%を決めていきます。そして残りの10%は第2次選考として調査書を含めない、学力考査と観点別評価の合計点で選考されます。

<<選考方法>>

1.選考は第1次選考と、第2次選考に分かれる。
2.第1次選考で募集人員の90%を決める。
3.第2次選考で募集人員の10%を決める。
4.第1次選考は『S値』の上位者より順に決める。
5.第2次選考は調査書の評定を用いず学力考査、観点別評価の結果により決める。

<<『S値』の計算例(簡易版)>>

まず、調査書、学力検査それぞれを100点満点に換算します。
調査書の評定:2年25/3年28→25+28×2=81
100点換算81÷135(オール5での調査書点)×100=60
学力検査:5科目合計260点
100点換算260÷500×100=52
続いて高校によって決まっている各項目の評価割合を掛け、1000点満点にします。
例えば評価割合が「調査書5:学力検査5」の場合は
60(調査書換算点)×5+52(学力検査換算点)×5=560
この点数がS値になります。
ただし、特色検査を実施する高校では、それを加えた3項目でS値を計算します。

<<2次選考で使用される観点別評価に関して>>

観点別評価とは通知表の評価項目にある『主体的に学習に取り組む態度』のA~Cを
A゜ A・・・3点
B・・・・・・・2点
C゜ C・・・1点
観点別評価に関しては3年生の2学期の評価のみが使用され、満点は27点です。

令和5年度神奈川県公立高等学校の入学者の募集及び選抜日程について

1.共通選抜(全日制の課程、定時制の課程及び通信制の課程)、連携型中高一貫教育校連携募集、海外帰国生徒特別募集、在県外国人等特別募集、インクルーシブ教育実践推進校特別募集及び中途退学者募集
募集期間令和6年1月24日(水)から1月31日(水)まで
志願変更期間令和6年2月5日(月)から7日(水)まで
共通検査(学力検査等)の期日令和6年2月14日(水)
共通検査(面接)及び特色検査の期日令和6年2月14日(水)、15日(木)及び16日(金)
追検査の期日令和6年2月20日(火)
合格者の発表令和6年2月28日(水)
2.定通分割選抜(一部の定時制の課程を除く。)
募集期間令和6年3月5日(火)及び6日(水)
志願変更期間令和6年3月7日(木)
共通検査(学力検査等)の期日令和6年3月14日(木)
共通検査(面接)及び特色検査の期日令和6年3月14日(木)及び15日(金)
合格者の発表令和6年3月21日(木)
3.二次募集
(1)全日制の課程(一部の定時制の課程を含む。)、インクルーシブ教育実践推進校特別募集
募集期間令和6年3月1日(金) 及び4日(月)
志願変更期間令和6年3月5日(火) 及び6日(水)
学力検査等の期日令和6年3月8日(金)
合格者の発表令和6年3月13日(水)

令和6年度以降の入学者選抜の情報

令和6(2024)年4月に入学する人が受検する入学者選抜から、現行の制度が一部変更となります。

おもな変更点
1.定通分割選抜の実施時期を数日間繰り下げ
時期の繰り下げにより、共通選抜の二次募集の合否の結果を確認してから定通分割選抜の検査を受検できるようになります。また、定通分割選抜の二次募集は実施しません。
※共通選抜二次募集と定通分割選抜を同時に出願し、受検できることは変わりません。

2.面接が特色検査に変更
共通選抜及び定通分割選抜で、共通の検査として実施していた面接は、特色検査の一つとし、必要な高等学校・学科等のみで実施となります。

3.第3学年の「主体的に学習に取り組む態度」の評価が第2次選考で必要に
第1次選考(募集人員の90%)は、学力検査の得点と調査書の得点で選考し、第2次選考(残りの10%)は、学力検査の得点と各教科の第3学年の「主体的に学習に取り組む態度」の評価で選考となります。比率は各学校が決定します。
※特色検査がある場合はその得点も上記に含まれます。

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