こんにちは。
旭区今宿西町で、今宿中・都岡中が対象となっておりますけいおう学院今宿教室です。
今日は、志望校についてのお話です。
毎年、中学3年生で志望校がこの時期になって定まっていない生徒さんをチラホラとみることがあります。
模試の成績や周りの影響で志望校をコロコロと変えたり、「特に無いかな・・・」「入れそうなところならどこでもいいかな・・・」と消極的な姿勢がみられるのがその兆候です。これは高校受験をするにあたって危険な状況です。
3年生の夏休み以降も志望校を持てていない場合、現状の学力レベル以上の高校に合格する例はほとんど見たことがありません。これは、学習へのモチベーションが上がっていないことや、どれだけ努力すればいいのかを測ることが自分の中でできていないことが原因となっているようです。
このようにならないための対策を以下に挙げてみます。
①たくさんの高校に見学に行ってみる
まずは自分が来年に通うかもしれない「高校」に訪ねてみましょう。通うつもりが無い高校でも良いです。たくさん見学に行き、視野を広げることが重要です。
周りのウワサを信じて決めるのではなく、実際に自分の目で見て、説明会や学園祭に参加して判断しましょう。「意外とこの高校は雰囲気が良かった」「自分のやりたい授業があった」「使ってみたい設備がある」とポジティブな意見も出ることがありますし、「校舎が古くて3年間通うのはテンションが上がらない・・・」「生徒の雰囲気をみると水が合わない気がした・・・」などネガティブなものも出てくることがあります。「この学校には行きたくない!だから勉強して上を目指す!」などと色々な理由で子どもの受験へのモチベーションアップにつながることも多いです。
②現在の成績と高校のレベルを照らし合わせる
志望校が絞られてきたら今の自分の成績と各志望校の成績を比べていくつ足りないのかを計算しましょう。神奈川県の場合は2年3学期の成績+3年2学期の成績×2で、大まかな内申点を計算することができます。この数値と各高校の内申点を比べていくつ足りないのかを計算しましょう。
例えば、現在中学3年生で、中学2、3年生の成績表がオール3の成績の場合、この数値は「81」になりますがA高校の合格平均数値が「85」だった場合、数値が4足りないのであと2教科で「4」の成績を取る必要があります。(中学3年生の成績は2倍加点されるため、成績表の数値が2上がると2点×2=4 となり、数値が4上昇する。)
③成績アップが見込める教科のテストや提出物の目標点を定める
これにつきましては過去に以下の記事に書きましたのでご参照ください。点数にも目的を持つことが重要です。
https://keiou.jp/school/wp-admin/post.php?post=19394&action=edit
中学3年生でまだ志望校が定まっていない生徒さんはしっかり見学に行くことを心がけましょう!